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ランチで食卓を囲むパリ大学野球倶楽部のメンバー

パリっ子と江戸っ子が野球交流 青空見上げ、白球追う日仏少年 日本の漫画アニメが距離縮める

▼夏祭りの気分味わって

 選手たちが合同練習に精を出している間、日本の保護者は、飲み物を選手に手渡したり、鉄板の上で焼きそばを作ったり、肉を焼いたりして大忙し。

焼き肉などをパリの選手に振る舞う日本側チームの保護者ら

 

 さらにパリ一行に少しでも日本の夏祭りの雰囲気を感じてもらおうと、昼食後にスイカやかき氷を振る舞ったほか、ビニールプールに張った水にヨーヨーとスーパーボールを浮かべ、ヨーヨー・スーパーボールすくいの“模擬屋台”を設けて、パリの少年たちに体験してもらった。

 パリの少年たちは勝手が分からず当初悪戦苦闘したが、日本の少年の手ほどきですぐコツをつかみ、獲得したヨーヨーを手の平でたたいて遊んでいた。

ヨーヨーの遊び方を日本の選手から教えてもらうルークさん(左)

▼国際平和につながる草の根交流に

 野球の合同練習だけでなく漫画アニメの話、ヨーヨー遊びでも交流した日仏両国の少年たちの姿を見ていた、夫と息子の3人で来日したダルマーニュ洋子さんは「日本の皆さんがここまで準備して歓待してくれたことにパリ側はみんな感激しています。ここにいる子どもたちが仲良くする姿を見ていると将来に明るい希望が持てます。ヨーロッパに住んでいるとウクライナなど戦争と平和の問題が身近なこととしてあります。今回の小さな子どもたちの草の根交流が、日仏両国の交流、将来の国際平和を築く上で必ず役立つと信じています」と民間交流の重要な役割を語った。

家族でくつろぐダルマーニュ洋子さん(右)

 

 今回の交流会を1年前から準備した江戸川北リトルシニア野球協会事務局長の堀江さんは「パリ側は、あいさつや野球用具の整理整頓など日本の少年、学生野球に昔から伝わる野球文化をパリの同年代の子どもたちに体感してほしいという思いがありました。今回の交流会が、こうした野球文化をはじめ、日仏の少年がお互いの国の文化に関心を持つきっかけになってくれたらうれしいです」と話した。 


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