学生が作った「紅はるか」でソフトクリームを共同開発 国際高等専門学校、課題解決型授業の一環

国際高等専門学校×蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所 「チップスべにゃソフト」

 

 国際高等専門学校(金沢市)は、休耕田を活用して地域活性化に取り組む授業を行っており、2年生のアグリビジネス班による「高専紅はるか事業」の一環として、白山麓キャンパス校舎前の「蕎麦(そば)山猫とキジトラコーヒー研究所」(石川県白山市)とコラボし、「高専紅はるか」の焼き芋を使ったソフトクリームを共同開発。蕎麦山猫とキジトラコーヒー研究所で、期間限定での店頭販売を始めた。

 「高専紅はるか」のチップス付き「チップスべにゃソフト」が580円、トッピングなしの「高専べにゃソフト」が500円。焼き芋の粒が練り込まれた、ねっとりしてまろやかで、甘さ控えめのソフトクリームという。店頭のPOP(購買意欲を促進する広告)も学生が制作した。

 この取り組みは、2年生の9人が課題解決型授業である「エンジニアリングデザイン」の一環として行った。紅はるかの栽培から、広告宣伝、販売、決算まで、農業法人の経営ビジネスを実践している。11月3日は「道の駅瀬女」の店頭で焼き芋販売を行う。

 

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