福井県あわら温泉の旅館で「朝ヨガ」開催 「女将の会」が企画、ウェルネス温泉地構想の一環

福井県 「朝ヨガを行う女将」

 

 「健康」を広い意味で捉える概念「ウェルネス」が注目されている。2024年の北陸新幹線福井・敦賀延伸に向け、認知度向上のための情報発信を進めている福井県は、あわら市の「あわら温泉女将(おかみ)の会」が「ウェルネス温泉地構想」を企画し、第1弾として「朝ヨガ」のプログラムを始めたことを紹介している。

 朝ヨガは、あわら温泉を訪れた観光客や地元住民らに本格的なヨガプログラムを体験できる機会を提供するとともに、温泉地を盛り上げる取り組みとして企画。9月から月に一度、温泉旅館の大広間などを「ヨガスタジオ」にして開催している。

 参加費は1人1000円。午前6時30分~7時15分にヨガを行った後、温泉に入ることもできる(入浴料は別途必要)。

 あわら温泉は「関西の奥座敷」として親しまれていたが、新型コロナウイルス流行の影響で大きな打撃を受けたという。県によると、女将全員が利き酒師の資格を取得したほか、「女将の酒プロジェクト」を立ち上げ、米作りから始めた酒造りで純米吟醸酒「女将」を造った。今回の朝ヨガも女将自ら参加し、「あわら温泉をウェルネス温泉地」にしたいと企画したとしている。

 今後のスケジュールは以下の通り。参加は各旅館に電話で申し込む。

 ・11月6日(日) まつや千千 「ほっこりにっこり椅子ヨガ」
 ・12月18日(日) 灰屋「血流アップ!リラックスヨガ」
 ・2023年1月15日(日) べにや「五感で楽しむ椅子ヨガ」
 ・2月26日(日) グランディア芳泉「畳の上で血流アップリラックスヨガ」
 ・3月26日(日) 清風荘「睡眠の質向上ヨガ」

 

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