「住⼀ HOTEL 関空店」に設けられたウォークスルー無⼈店舗

関西初のウォークスルー・コンビニがオープン 24時間レジレスの無人店舗「クラウドピック」

 デジタル技術を用いたウォークスルーの無人店舗を展開するCloudpick Japan(クラウドピック・ジャパン、東京都中央区)とインバウンド(訪日客)支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ(東京都千代田区)は3月7日、関西地区では初めてとなるウォークスルー形式のコンビニエンスストアを、関西空港近くのホテルにオープンした。同地区は2025年大阪・関西万博を控え、1500万人のインバウンド誘致を目指しており、受け入れ態勢を整えるための方策としている。

 店がオープンしたホテルは「住一 HOTEL 関空店」(大阪府田尻町)。利用客は、あらかじめ専用アプリをダウンロードしてクレジットカード情報を登録。入店の際に、アプリに表示されたQRコードを読み取り機にかざせば、店内で購入したい商品を手に取って、そのまま店から出ていくことができる。料金は登録したカードから引き落とされる。外国人の利用が多く見込まれることから、アプリの説明は英語、中国語など6カ国語で対応。また、店舗内ではクラウドピックの人工知能(AI)画像認識技術を活用し、万引防止対策も取られているという。

 クラウドピックは上海に本社があり、日本、米国、ドイツ、シンガポールなど世界19カ国・地域で無人店舗を展開している。

 

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