廃プラを廃液用ポリ容器に再生 龍谷大と島津製作所が連携協定

龍谷大×島津製作所 「自己循環型リサイクル」

 

 龍谷大学(京都市)と島津製作所(京都市)はこのほど、循環型社会形成に向けた包括連携協定を締結したと発表した。島津製作所が構築した日本初の自己循環型リサイクルの仕組みに、龍谷大が参画。龍谷大で排出するプラスチック梱包材などを島津製作所が廃液用ポリ容器として再生、再生したポリ容器を龍谷大で使用する。

 連携事項は、社会課題の解決や循環型社会形成を推進する人材の育成など5項目。具体的には、龍谷大で排出する梱包材などの廃プラスチックを使い、島津製作所が再生材配合率30%の廃液用ポリ容器に再生する。この再生容器は龍谷大の先端理工学部・農学部で使用し、将来的には先端理工学部・農学部で使用する年間550個程度の廃液用容器をすべてこの再生容器に置き換える。これにより、年間約0.20トンのプラスチック再利用を目指すという。

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社