クックビズが設立15年を記念し、データで振り返る情報を公開 総求人数9万6000件、総応募数は29万件

クックビズ 「データでふりかえるクックビズの15年」

 

 飲食・フード産業特化の人材サービスを提供するクックビズ(大阪市)は、2022年12月10日に設立15周年を迎えたことを記念し、視覚的な情報データ(インフォグラフィックス)「データでふりかえるクックビズの15年(https://15th.cookbiz.co.jp/data.html)」を公開した。

 事業編10項目、組織編5項目で構成。それによると、2007年12月、大阪市のマンションの一室で専門学校生のアルバイト先を探すサービスからスタートしたクックビズは、リーマン・ショックの影響でアルバイトより正社員の採用ニーズが多いことがわかり、飲食特化で正社員の求人を扱う人材紹介事業を展開するようになった。

 これまでに紹介した総求人数は約9万6000件で、月平均500件以上、1日当たり平均18件の求人を紹介したことになるという。求職者側が応募した総数は、リピートも多いことから約29万件。過去最高の給与は、大手すしチェーンの事業部長、大手ホテルの総料理長、宅配サービスの商品開発の年収1500万円だった。

 クックビズは「当社がもし飲食店だったら、飲食店を何店舗オープンできたか?」を15年間でサイトを経由し、転職に成功した人の数から1店舗当たり6人体制で計算をしたところ、約5000店舗となり「全国にある牛丼チェーン店の数とほぼ同数になる」とした。

 同社には現在、在籍しているスタッフの10人に8人が飲食業界の経験者だといい「飲食店の現場を知っているからこそ、取引先企業やユーザーと向き合うことができる」とアピールしている。

 

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