AIRUCAが小型モニタリングユニット「AiAir Mosaic」発売 映像に写った人物をモザイク化するなどしてプライバシー保護

AIRUCA 「AiAir Mosaic」

 

 AIソフトウエア開発のAIRUCA(東京都渋谷区、アイルカ)は、小型・軽量タイプのAI機能を搭載したネットワークカメラ用のモニタリングユニット「AiAir Mosaic(アイエアー・モザイク)」を、11月24日から発売する。

 「AiAir Mosaic」は、ネットワークカメラの映像に写った人物を識別し、自動的にモザイク化やシルエット化して、プライバシーを保護できる。本体サイズは横8.8センチ、縦7.5センチ、高さ3.9センチで、本体質量は300グラム。消費電力は約12ワット。価格はオープンプライス。

 多くのネットワークカメラに採用されているプロトコル(ルール)であるRTSPに対応し、メーカーが混在した1000機種以上のネットワークカメラの映像をAI加工、HDMI経由でモニターなどに表示できる。人物骨格のオーバーレイ表示や人数計測も可能で、計測した人数はほかの端末にも通知可能。映像再配信機能を利用して録画などもできるという。

 マンション共有部分のエレベーター前や、防災センター、工場、ホテル、学校、病院、商業施設などで、プライバシー保護を必要とする監視カメラのモニタリングユニットが簡単に構築できるとしている。

 ・「アイルカ」ウェブサイト:https://airuca.com

 

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