琵琶湖で「エリ漁」を体験しませんか? フィッシャーアーキテクトが8月20日まで実施

滋賀県 「フィッシャーアーキテクト」代表・駒井健也さん

 

 矢印型に網を張って、寄ってきた魚を網に誘導し、閉じこめて獲る「エリ漁」を、滋賀県の琵琶湖で体験することができる。漁業初心者向けの「琵琶湖の漁導入紹介」、夜明け前から漁師の漁を一緒に体験してみたい人向けの「琵琶湖のお試し漁師体験」、夜明け前から漁と漁後の暮らしまでトータルで体験してみたい人向けの「琵琶湖の暮らし満喫体験」の3コースがあり、いずれも8月20日まで。

 琵琶湖の漁導入紹介コースは大人6千円(2名から)、大学生4千円、高校生以下2千円(保険料、お土産代)で、所要時間は準備や移動を含め2時間。午後2時に和邇漁港に集合して乗船し、ヨシ地付近に停泊し琵琶湖の生態系を学習する。その後、延縄漁や竹筒漁、投網など季節に応じた漁を体験したり、エリのポイントまで移動してエリ漁の解説を聞いたりした後、湖上で一服し、和邇漁港に帰港する。ライフジャケットは貸し出すが、カッパや長靴、湖上で濡れる場合があるので、着替えが必要となる。琵琶湖から比良山系の景色を眺め、淡水魚や周辺環境を学びながら、漁師の視点での非日常的なクルーズが楽しめる、としている。

 主催するのは、エリ漁のほか、コアユやワカサギなどの淡水魚およそ30種類の生産、加工、販売をしているフィッシャーアーキテクト(滋賀県大津市)。代表の駒井健也さんは、2017年に滋賀県立大学大学院環境科学研究科を修了後、漁師という職業に憧れて新規就業を決意し、同社を設立した。

 ・詳細:https://biwako-fisher-architect.com/bi-wakeup/

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社