KANTAR、グローバル広告エクイティランキングを発表 消費者に好まれているメディアブランドでAmazonが首位に

カンター・ジャパン 「グローバルの広告エクイティメディアブランド:2022年消費者向けランキングトップ5」

 

 市場調査やコンサルティングを手がけるKANTAR(本社ロンドン)は、広告チャネルとメディアブランドのグローバル広告エクイティ(広告メディアの価値)ランキング「Media Reactions 2022」を発表した。

 同ランキングは、進化するメディア事情を探り、広告主、メディアエージェンシーなどが意思決定を行う際に役立つ年次調査だとしている。3回目となる今年は、日本を含む29カ国で約1万8000人の消費者と1000人のシニアマーケターを対象に調査を行った。

 消費者におけるメディアブランド別の広告エクイティランキング(グローバル)の1位は「amazon」で、2位「TikTok」、3位「Spotify」、4位「Google」、5位「Snapchat」の順となった。Amazonの広告は、消費者のニーズに合致し、役に立ち、そして質が高いことが評価されていて、消費者から最も人気のある広告プラットフォームだとしている。また日本では「radiko」「Spotify」「@cosme」がトップ3になったという。

 一方、マーケターからの評価では、メディアブランドとして2年連続で「Instagram」が1位となり、「Google」、「YouTube」がそれに続いた。マーケターの84%が、2023年はどのグローバルプラットフォームよりも「TikTok」に費用をかけると回答したという。

 また調査では、2023年は広告主の61%がメタバースへの広告支出を増やすなどの回答が得られた。KANTARの日本法人カンター・ジャパンは、今回の調査結果からの発見と今後の展望を日本語で解説する無料ウェビナーを10月26日午後13時30分に開催する。ウェビナー登録フォームは;https://kantar-webinars.zoom.us/webinar/register/WN_-QZHmt2AToqREn5EssiDGg

 

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