製品のリコール情報を簡単に確認 NITE、アイフォーン向けアプリをリリース

「NITE AR-Shot」

 

 製品評価技術基盤機構(NITE、東京都渋谷区)は、リコール製品による事故を防ごうと、リコール情報を、アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のカメラ機能を使って調べることができるアプリ「NITE AR-Shot(ナイト・アルショット)」をリリースした。 

 NITEによると、通知のあったリコール製品による死亡、重傷、火災事故は2017~21年で861件あったという。事故の中にはリコール製品だと知らずに使用していたケースもあったことから、簡単にリコール対象かどうか確認でき、対象製品の正しい使用方法や注意喚起動画を確認できるアプリを開発した。 

 使用方法は、スマホのカメラ機能を使って、銘板やラベルなどの製品情報に記載されている会社名や型式名などを読み取ると、その製品がリコール対象かどうかと、対象だった場合の内容や対処方法、問い合わせ先などの情報を得ることができる。 

 対象でなかった場合でも、製品事故の事例や事故を起こさないために気を付けるべきポイントを解説した動画やポスターを見ることで、事故防止に役立ててもらえる、としている。 

 NITEは、アイフォーン以外の端末のサービス拡充を検討しているという。 

 ・アプリ公式サイト:http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/ar-shot.html
 ・アプリ使用方法:https://youtu.be/E6CDkyjU2bg

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社