野村証券（東京都中央区）は、次世代インターネットと呼ばれる「Web3」の学習アプリ「Web3ポケットキャンパス」のテストユーザーを募集している。
技術的な観点をベースとした基本的な知識を取り扱う「教材」と、注目すべき事例やオピニオンリーダーの意見を紹介する「コラム」の2種類のコンテンツを用意し、学習を支援する。各コンテンツの内容は5分程度で読める長さに調整し、通勤途中や就寝前などの隙間時間を利用できるように工夫した。
ユーザーの学習内容や進捗（しんちょく）に関係なく、1日1問ランダムにクイズを出題し、知識の定着を確認したり、新しい学習分野との出合いを支援したりする。クイズは24時間の制限時間を設け、それを過ぎると回答できなくなる。
学習履歴を表示し、ユーザーごとに学習の継続や進捗を確認できる。今後は、勉強会やカンファレンスへの参加、読んだ本などさまざまな学習履歴を記録する機能の追加を検討しているという。
テストユーザーの申し込みは5月31日まで。一般公開後もテストユーザーとして利用したアプリをそのまま利用できる。
野村証券は、アプリを通じてWeb3の社会的な実装を促進し、新しいビジネス機会との接点創出を目指す、としている。
