「年収は上がらなくても希望条件はかなえたい」 オープンワークがZ世代・ミレニアル世代の転職意識を調査

オープンワーク 「Q. 今後転職するとしたら、年収に対する考え方として近いものをお選びください。」

 

 就職・転職のための情報プラットフォームを運営するオープンワーク(東京都渋谷区)はこのほど、若い世代の転職意識を調べる「Z世代&ミレニアル世代の転職活動に関する意識調査」を実施。「年収は上がらなくても希望条件はかなえたい」という意識が高かったなどとする調査結果を公表した。

 調査は今年5月にインターネットで実施。「ミレニアル世代」と呼ばれる20代後半~30代と、さらに若い「Z世代」で、「転職活動を始めている」「転職が決まっている」という約1500人の回答について、23~26歳、27~30歳、31~34歳に分けて分析した。

 「現在の勤め先での待遇や環境、業務内容で特に強く感じている不満」を複数回答で聞いたところ、全年齢層で収入に関する不満がトップだった。「やりがい・達成感がない」に関しては、27~30歳が36.2%と他の世代より高い数字を示した。

 「転職を考え始めたきっかけ」については、「収入を増やしたい」が共通している一方で、「業界・企業の将来性に不安を感じる」との回答をみると、23~26歳(20.1%)、27~30歳(18.4%)が高かったのに比べ、31~34歳は9.0%と2倍以上のギャップがみられた。

 年収についての考え方を聞いたところ、「希望条件がかなうのであれば現年収から下がってもよい」が全体で11.7%、「現年収同様でもよい」が49.5%と、60%以上が年収増にこだわっていないことが浮き彫りになった。希望条件は、福利厚生、人間関係、勤務地などを重視していることがわかった。

 調査結果について、オープンワークの大澤陽樹社長は「意識調査は2回目だったが、転職条件は年収が常に上位になる中、今回は希望がかなうなら年収キープか下がってもよいと60%以上が回答していたことが興味深い。自身のキャリアや経験、より良い就業環境を得られることへのニーズが高まっていると感じた」とコメントしている。

 

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