自転車ツアーで琵琶湖を1周する小・中学生を募集 滋賀県が「ビワイチの子」事業で料金半額を助成

滋賀プラス・サイクル推進協議会 「ビワイチの子」

 

 自転車の生活利用を推進している滋賀県の滋賀プラス・サイクル推進協議会は、琵琶湖を自転車で1周する「ビワイチ」について、子どもを対象にした「ビワイチの子推進事業」を始めた。

 県内に居住または通学する小・中学生(保護者の同伴が必要)が、親子向けのガイド付きツアーに申し込むと、子ども1人につきツアー料金の半額(上限額あり)が割引となる。ツアーは、参加者が実施したい日程、好きな人数で申し込むことができる。助成ツアーは、2024年2月25日まで。

 ツアー費用の目安は、宿泊(1泊2日)を伴う場合、1人4万円程度。日帰りツアーは1人1万円程度だという。

 滋賀県は、自転車を地域における公共交通体系の一つとして位置づけ、生活のあらゆる場面での選択肢として自転車を加える「+cycle(プラス・サイクル)」構想を推進している。

 推進協議会によると、「ビワイチ」は琵琶湖を自転車で1周するほか、琵琶湖や県内の観光地、景勝地などを自転車で周遊すること。琵琶湖は1周すると約200キロ、琵琶湖大橋の北側(北湖1周)だけなら約150キロ、南側(南湖1周)だけなら約50キロだという。

 

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