まんが王国・土佐推進協議会、「まんが甲子園」予選審査会実施 プロデビューの登竜門に国内外から210作品がエントリー

まんが王国・土佐推進協議会 「まんが甲子園」予選審査会の様子

 

 高知県と民間で漫画文化の推進を行う「まんが王国・土佐推進協議会」は、全国の高校生たちが「1枚まんが」を描いて競う「全国高等学校漫画選手権大会」(通称まんが甲子園)の予選審査会を2023年6月16日に実施した。本選大会は8月5、6日にまんが甲子園の聖地「高知市文化プラザかるぽーと」で開催される。

 1992年(平成4年)にスタートした「まんが甲子園」は、今年で32回目。これまで海外校も含め350校以上が参加した漫画の競技大会。本選大会では、予選通過の参加高校生(通称・高校ペン児)たちが限られた時間内でテーマに沿って描き競い合う。出版社によるスカウト制度もあり、プロデビューへの登竜門となっているという。

 第32回「まんが甲子園」の予選テーマ「ナゾ」と「異次元の○○」には、国内から191作品のほか韓国、台湾、シンガポール、中国から19作品の応募が集まった。

 プロの漫画家を含む審査員らが、画力・構成力・アイデアなどを中心に何度も議論を重ねて厳正な予選審査を行い、本選に出場する33校を決定。(審査結果は公式ポータルサイトで公開)

 本選テーマは「新ルール」「#」「平和ボケ」「スキル」「どんでん返し」の5つ。本選の様子は「ニコニコ生放送」と「YouTube」でライブ配信される。

 

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