作曲家・伊福部氏の手稿譜など公開 東京音楽大が寄贈資料を電子化

東京音楽大 「伊福部昭デジタルアーカイブ TOPページ」

 

 映画「ゴジラ」のテーマ曲などで知られる作曲家、伊福部昭 (いふくべ・あきら、1914~2006)氏の手稿譜や自筆原稿などの貴重な資料がこのほど電子化され、インターネット上で公開されている。

 伊福部氏が学長を務めた東京音楽大の付属図書館(東京都豊島区)が、遺族ら関係者から寄贈を受けた伊福部氏の資料約1200点をデジタル化。同氏の109回目の誕生日に当たる2023年5月31日から一部資料のインターネット公開を始めた。

 資料は、サロメ(1948年)や日本二十六聖人(1972年)などの手稿譜や、「音楽入門」などの原稿など。図書館では原資料の閲覧や複写も可能(一部資料は事前閲覧申し込みが必要)だ。

 著作権の関係から寄贈資料すべてをインターネット上で公開することはできないが、調査研究目的の場合は、東京音楽大付属図書館に事前連絡の上、同館の専用端末ですべて閲覧できるという。

 公開資料はウェブサイト「伊福部昭コレクション」の「伊福部昭デジタルアーカイブ」のページで参照できる。

 

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