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江戸時代の大判、小判などを展示・販売 4月28~30日、東京で国際コインショー

貨幣商 「第34回東京国際コイン・コンベンション」

 

 日本貨幣商協同組合(東京都港区)は4月28~30日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで世界の貨幣・紙幣の展示即売会「第34回東京国際コイン・コンベンション(TICC)」を開く。入場無料。来場者全員に特製クリアファイルもプレゼントする。

 各国造幣局関連団体や国内外のコインディーラーら70団体が参加。今年は「将軍吉宗の時代~インフレを救った大岡越前」をテーマに、江戸時代の享保(1716~1736年)から元文(1736~1741年)へ移り変わる時代の大判金・小判金を中心に展示。幕府御用達の彫金師、大判座後藤家の寿乗(12代)・延乗(13代)・桂乗(14代)・真乗(15代)・方乗(16代)・典乗(17代)による墨書享保大判金は全て展示する。

 特別販売品は、享保小判金(美品、鑑定書・デジタル鑑定書付き、60万円)、元文小判金(美品、鑑定書・デジタル鑑定書付き、27万円)、江戸時代の銀貨幣2点セット組合特製ケース入(6000円)、聖徳太子千円札(未使用、5000円)。

 期間中は特別講演も開催する。4月28日は午後2時から「吉宗時代の物価問題 大岡越前守忠相の取り組み」と題する岩橋勝・松山大名誉教授の講演、4月29日は午後2時から「現行のE券シリーズからF券シリーズへの道程」と題する紙幣研究家植村峻氏(印刷朝陽会事務局長)の講演、4月30日は午前10時30分から「香港貨幣製造の歴史」と題する香港貨幣協会・アメリカ貨幣協会常任会員、アンソニー・リー氏の講演がある。

 


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