プラント事業の日鉄エンジニアリング(東京都品川区)とシステム開発のブライセン(同中央区)は、AI・IoT技術の活用で自立的なプラント操業を目指す統合プラットフォーム「Think Platform」の包括的な協業について合意した、と発表した。
主な協業内容として、 Think Platformの共同構築(マルチモーダル対応)をはじめ、AI品質向上(データセントリックAI)、AI評価(XAI)、サービスの維持・向上(ML Ops)、ハード・ネットワーク設計の最適化、サービスの展開拡大(営業網の相互利活用)などを計画しているという。
自動車メーカーなどで、AI用のアノテーション(注釈付与)やデータ運用(MLOps)の実績を持つブライセンは「日鉄エンジニアリングと強みを組み合わせることで、日々進化・拡大していく自立型プラットフォームの実現を目指す」としている。
また両社は、11月16~18日に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2022」で、セミナー「MLOpsを用いた進化し続ける自立型プラントプラットフォームの実現」を開催する(17日午前11時30分から)。