東京都豊島区が「トキワ荘通り昭和レトロ館」オープン 歴史的建造物、味楽百貨店に

豊島区 「トキワ荘通り昭和レトロ館(豊島区立昭和歴史文化記念館)」

 

 味楽百貨店は、南長崎地域に、昭和20年代に建てられた。複数の店舗で構成される低層の商業施設「戦後マーケット」で、戦後復興期以降の貴重な歴史的建造物だ。

 トキワ荘通り昭和レトロ館のオープンを記念して、昭和・平成の時期に撮影された写真と現在の写真を比較展示し、豊島区関連年表と併せて、この90年間を振り返る特別企画展「タイムトリップ 豊島区の90年」を開催している。その他、ジオラマ作家の山本高樹氏が手がけた人世横丁や神田川周辺のジオラマ作品や、郷土史家の矢島勝昭氏による昭和の風景画を紹介したり昭和40年頃のアパートの六畳一間を再現したりした展示室を2階に設けた。

 1階では「これも学習マンガだ!展~私たちをとりまくセカイとミライ~」を開催している。12月18日までの第1期特集作品は、「ゴルゴ13」。

 11月3日に開催された「完成記念式典」に出席した高野之夫豊島区長は「長年、地域の方々から愛された『味楽百貨店』のように、当館も地域の皆さまから愛されるよう、職員スタッフ一同、全力で取り組んでまいります」と話した。詳細は;https://www.city.toshima.lg.jp/129/bunka/bunka/shiryokan/showaretro/showaretro.html

 

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