「ひこにゃん」と記念撮影、商標化無償、絵本作成 滋賀県彦根市が2022年度後半のPR戦略打ち出す

滋賀県彦根市 「記念撮影」イメージ

 

 滋賀県彦根市はこのほど、ご当地キャラクター「ひこにゃん」を通じて彦根市の認知度を高める10月以降の三つの戦略を公表した。

①婚姻・出生祝い:彦根市役所に婚姻・出生届を提出した人の中から希望者は、ひこにゃんと記念撮影することができる。市としてお祝いの気持ちを伝えるとともに、移住・定住促進にもつなげたいとしている。撮影場所は市役所庁舎内で、開庁している月~金曜の午前11時~11時30分。2022年4月1日以降に同市に婚姻届、出生届を提出した当事者と出生した子、付き添い者が対象。

②商標使用料の無償化:これまでイラストや写真など、ひこにゃん商標の使用には、原則として販売価格×予定生産数の3%を商標使用許諾料として納入する必要があったが、10月1日から2023年3月31日まで商標使用料を無償化する。さらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘を図るための実証実験。申請、許諾といった手続きは必要で、効果が認められれば期間延長もあるという。

③絵本製作:ひこにゃんのイラスト原作者・もへろん氏や同氏が所属する桜井デザインと業務委託契約を結び、本年度内に3冊のひこにゃん絵本をつくる。完成後は市として活用するほか、出版も検討するという。

 彦根市は「ひこにゃんの活躍で市の認知度・好感度を向上し地域活性化につなげたい」としている。

 

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