金沢工業大、科学の初版本約140冊を展示 10月21日から、ダ・ヴィンチの手稿も

金沢工業大学 「世界を変えた書物」展 金沢展

 

 金沢工業大学(石川県野々市市)は10月21日から、コペルニクスやガリレイ、ニュートン、デカルト、アインシュタインらの世界を一変させた発見や科学技術に関する初版本約140冊を展示する「“世界を変えた書物”展金沢展」を、金沢市の金沢21世紀美術館で開催する。11月5日まで。入場無料。

 科学技術に関する初版本など2000点以上を所蔵する金沢工業大ライブラリーセンターの世界的なコレクションの一端を、多くの人に見てもらおうと企画した。金沢21世紀美術館での開催は10年ぶり2回目。同時開催する特別展示「手稿の中の宇宙レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する」では、金沢工業大が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿(レプリカ)を展示する。

 「世界を変えた書物展」はこれまでに、金沢21世紀美術館(2012年)、名古屋市科学館(2013年)、グランフロント大阪(2015年)、上野の森美術館(2018年)、JR九州ホール(2019年)で開催し、およそ19万人が来場した。上野の森美術館で開催された東京展は、日本科学技術ジャーナリスト会議が科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果を上げた人や団体を表彰する「科学ジャーナリスト賞2019年大賞」に選ばれている。

 金沢工業大は「会場にお越しいただき、偉人達の業績の数々に親しんでいただければ幸い」と来場を呼びかけている。

 

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