NPO法人CHILLが「スケートボードプログラム」実施 児童養護施設の子どもたち招待し

CHILL 「スケートボードプログラム」

 

 特定非営利活動法人(NPO) CHILL(東京都渋谷区)はこのほど、ムラサキスポーツ(東京都台東区)協力のもと、都内の児童養護施設(聖フランシスコ子供寮)の子どもたち10人を東京都足立区のスケートパーク(ムラサキパーク東京)に招待し、スケートボードプログラムを実施した。

 同プログラムは、スノーボードブランド「BURTON」の創始者ジェイク・バートンとドナ・カーペンターが創設したCHILLが行う「ボードスポーツを通じて子どもたちの前向きでポジティブな選択を応援すること目的とした取り組み」の一つで、現在世界10か国24都市で行われている。

 8月4日と25日に行われたプログラムは、プロスケートボーダーの講師を招いて楽しくスケートボードを指導。約2時間のレッスンでは、子どもたちが講師から出されるテーマを次々に達成し、パークの端から端まで上手にスケートする子どももいた。子どもたちからは「楽しかった!」「また行きたい」などの声が上がったという。

 CHILLはこれまで、阪神淡路大震災(1995年)で家族を失った子どもたちに六甲山でスノーボード体験(2001年)を提供し、これをきっかけに特定非営利活動法人CHILL JAPANを創設した。以降、東日本大震災、熊本地震で被災した地域の子どもたちや、児童養護施設、フリースクールなどの児童生徒を毎年スキー場に招待し、近年ではスラックラインやスケートボードのプログラムも提供している。

 

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