研究活動で不正の連鎖を止めるためには何が必要か 第5回臨床疫学セミナー、8月26日開催

臨床疫学研究推進機構 「第5回臨床疫学セミナー」

 

 一般社団法人臨床疫学研究推進機構(東京都町田市)は「疫学・統計学からみた責任ある研究活動:不正の連鎖を止めるために」をテーマに、第5回臨床疫学セミナーを8月26日午後5時から開催、リアルタイムでオンライン配信する。

 長崎大学病院臨床研究センターで生物統計家として、統計・疫学コンサルテーションや研究・教育活動に従事する佐藤俊太朗氏が講演する。

 臨床疫学セミナーは、一般的な教科書ではあまり取り上げられない重要性の高い研究法に着目して、最先端の情報を共有するために実施している。今回は「研究計画」「データ収集」「統計解析」「研究報告」「アウトリーチ」のステップごとに生じうる、疑わしい研究活動とその予防法を説明する。研究活動は、常に不正と隣り合わせで、文部科学省が定義する「特定不正行為」は、「捏造(ねつぞう)」「改ざん」「盗用」の3種類の他に、特定不正行為として認定されない、利益相反の非開示、二重投稿など「疑わしい研究活動(有害な研究行為)」にも注意を払う必要がある、としている。

 9月2日~10月2日には、オンデマンド配信も実施する。参加登録は8月25日まで受け付け、参加費は3000円、学生は500円。

 参加登録は;https://icer05.peatix.com/

 

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