石川県在住者は「文字起こし技能テスト」無料に 推進協議会が能登半島地震支援で

 

 文字起こし活用推進協議会(東京都千代田区)は、能登半島地震で被災した石川県在住者への支援として、5月19日に実施する「第18回文字起こし技能テスト」の受験費用を無料にすると発表した。

 文字起こし技能テストは、録音された音声を文字化する技能を測定するテスト。合格・不合格は判定せず、1000点満点のスコア制。テストは自宅などからインターネットを通じて実施する。受付は4月11日までで、石川県在住者は受験料5500円が無料になる。

 同協議会によると、「文字起こし」は速記からスタートし、今では「文字起こし」「書き起こし」「反訳」「テープ起こし」などと呼ばれている。自宅で作業ができるという利点から、副業や兼業、在宅ワークとして仕事を請けている人が多い。

 仕事内容は、官公庁の議会記録から裁判記録、企業や学会の講演会、雑誌のインタビューまで幅広い音声や動画を文字化する。技能テストで901点以上のスコアを取得した人は、協議会が会員企業への登録紹介や交流会などを開催している。

 

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