キカガク、経産省「デジタルスキル標準」準拠の評価サービスを8月リリース 社員のデジタルスキルを可視化し、人材育成を効果的に

「キカガク for Business」(ダッシュボードイメージ)

 

 IT教育サービスのキカガク(東京都渋谷区)は、同社が提供するDX(デジタルトランスフォーメーション)人材ラーニング・アセスメントプラットフォーム「キカガク for Business」上で、従業員のデジタルスキルを可視化する評価サービス「デジタルスキル標準アセスメント」を、2023年8月末にリリース(予定)する。

 「キカガク for Business」は、企業のDX人材を定量評価し可視化できるプラットフォームで、企業が現状を把握し、DX人材を選抜したり、効果的なDX人材育成プログラムに結び付けることができる。

 今回リリース予定の「デジタルスキル標準アセスメント」は、2022年末に経済産業省が発表した「デジタルスキル標準」に準拠して開発したもの。全社員を対象とした「DX リテラシーアセスメント」と、DXを推進する専門人材を対象とした「DX 推進スキルアセスメント」の2種で構成されている。

 DX人材の不足や育成に悩む企業が多い中、経産省がそのゴールとなる指針を示したものの、自社にどのレベルの人材がどのくらいいるのかなど現状の把握できていなかったり、人材育成のために何から取り掛かればいいのかなどの課題を抱えている企業も多い。

 同サービスを活用することで、社員全体のDXスキルを短期で把握でき、求める人材像、育成計画の策定や改善が期待できるという。また受講者も自身の知識スキルを客観的に把握することで継続的な挑戦への動機づけや、自律的なキャリア開発が図れるとしている。

 キカガクは、「デジタルスキル標準」を人材育成に活用するアイデアを伝えるウェビナー「事例でわかる!デジタルスキル標準を活用した人材定義・育成・評価の実践パターン」を、7月12日(午前10時30分〜11時30分)に開催する。申し込みは同社ウェブサイトの無料イベントページから(無料)。

 

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