訪日外国人が好きな日本の料理は、やっぱり「すし」 農林中金の調査、天ぷら、焼き肉を引き離す

「訪日外国人からみた日本の“食”に関する調査」

 

 訪日外国人が日本滞在時に食べた料理の1位は「すし」。農林中央金庫(東京都千代田区)が3月に実施した「5カ国の訪日外国人に聞く日本の“食”」調査で、根強いすし人気が改めて浮き彫りになった。

 すしと回答した人は約7割の68.3%。2位の天ぷら(47.2%)、3位のステーキ・焼き肉(46.9%)をそれぞれ約20ポイント引き離してのトップだった。

 また「初めて食べた料理」も「すし」と回答する人が最も多く、2位のステーキ・焼き肉を17ポイント余り上回る26.5%を占めた。海外ではなく、すし初体験は日本という人も一定数いることが分かる。

 さらに「最もおいしかった料理」も「すし」を挙げる人が最多で19.4%。2位のステーキ・焼き肉(9.2%)、3位のすき焼き(8.0%)、4位のうなぎ・うな重(7.4%)、5位の天ぷら(6.9%)、6位の鍋料理(6.4%)を大きく上回っている。ただ、国別にみると、中国だけ、すし(7.0%)より、うなぎ・うな重(11.7%)、刺身(11.3%)を「最もおいしかった料理」に挙げる人が多かった。

 調査は最近10 年以内に日本に滞在したことのあるアメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国の男女1200人を対象にインターネットで2023年3月20~27日実施した。

 

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