講座「東アジアの文字はいま」開始 専門家が各地域の変化を解説

漢検 漢字文化研究所 「連続講座講師陣(左から):清水政明 氏、杉山豊 氏、伊藤令子 氏、鈴木慎吾 氏、阿辻哲次 氏、笹原宏之 氏」

 

 連続講座「東アジアの文字はいま」(漢検漢字文化研究所主催)がこのほど始まった。京都市の漢字ミュージアムで、来年3月まで月1回開かれる。漢字で筆談が可能だった東アジアの第2次世界大戦以後の変化と現状を、各地域の専門家が解説する。11月以降の講師とテーマ、開催日は次の通り。

 杉山豊・京都産業大外国語学部准教授「現代韓国文字事情」(11月5日)▽伊藤令子・漢字文化研究所研究員「京都漢字巡り-生き物の字を中心に-」(12月17日)▽鈴木慎吾・大阪大人文学研究科准教授「方言を漢字で書く-香港の漢字」(2023年1月21日)▽阿辻哲次・漢字文化研究所所長「中国の漢字事情-規範と混乱」(23年2月19日)▽笹原宏之・早稲田大社会科学総合学術院教授「地域の個性を表す日本の方言漢字」(23年3月26日)。

 各回とも開催時間は午後2~3時30分の1時間半。定員は各回30人(多数の場合は申し込み先着順)。聴講料は各回いずれも一般1500円、学生1000円。

 申し込みは漢字ミュージアム、電話075(757)8686。各回1週間前から申し込みを受け付ける。詳細は漢字ミュージアムホームページ;https://www.kanjimuseum.kyoto/kouza/

 

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