「TOKYO YEG AWARDS 2022」大賞に「東邦レマック」 東京商工会議所青年部、渋沢栄一の理念実践企業を評価

東商・井上青年部会長(左)と、大賞を受賞した東邦レマック・笠井社長

 

 東京商工会議所(東京都千代田区)は、青年部が実施した「TOKYO YEG AWARDS 2022」の受賞企業5社を発表した。

 同事業は、東京商工会議所の初代会頭・渋沢栄一が「論語と算盤(そろばん)」で唱えた「智」「情」「意」の理念を実践する経営に取り組む青年部会員を顕彰する目的で開催し、今回が2回目。12社から応募があり、書類審査・映像審査の1次選考で上位5社が最終選考に進み、東商青年部所属会員によるウェブ投票の結果、大賞1社、優秀賞1社、奨励賞3社を決めた。

 大賞は靴の製造、卸、直販の「東邦レマック」(文京区)。「ニッチな需要を把握し、最適な商品を展開。社内のアイデアをうまく商売に結びつけており、社会貢献活動も充実している」「ファッションと機能技術を研究し、一人一人の想(おも)いを追求している企業姿勢に感心した」という点が評価されたとしている。

 そのほかの受賞企業は以下の通り。詳細は青年部HPへ。
▽優秀賞「大鵬」(大田区/飲食店経営)
▽奨励賞「アイエスゲート」(墨田区/医療支援システム販売 )、「精工パッキング」(葛飾区/平板打ち抜き加工)、「ユナイテッド・ワン」(品川区/スポーツ関連事業企画など)

 

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