三菱みらい育成財団が教育プログラム助成案件を募集 未来を担う若者を育成する高校、大学などが対象

「2023年度助成案件」募集開始

 

 一般財団法人三菱みらい育成財団(東京都千代田区)は、高校、教育事業者、大学などを対象にした「教育プログラム助成事業」で、2月から2023年度の募集を始めた。募集するのは、未来を担う若者の育成などに関する五つのプログラムで、約9億円を予定しているという。締め切りは4月5日。

 同財団は、三菱グループ創業150周年の記念事業として、19年10月に「未来を切り開く次世代人材の育成」を目的に設立。助成事業は20年度から実施し、今回が4年目。助成期間は1年間だが、原則3カ年継続するとしている。

 募集カテゴリー=助成対象者▽プログラム参加者、は以下の通り。

①高等学校などが学校現場で実施する心のエンジンを駆動させるプログラム=高等学校等▽高校生等(15~18歳)
②教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム=NPO・株式会社他教育事業者、大学等▽高校生等(15~18歳)
③卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム=大学、研究機関、NPO・株式会社他教育事業者等▽高校生等(15~18歳)
④21世紀型 教養教育プログラム=大学、NPO・株式会社他教育事業者等▽大学1・2年生相当(18~20歳)
⑤主体的・協働的な学習を実践できる教員養成・指導者育成プログラム=大学、研修機関、NPO・株式会社他教育事業者等▽高校教員・指導者               

 詳細は財団サイト(https://www.mmfe.or.jp/entry/)参照。

 

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