サントリー美術館で11月30日から「京都・智積院の名宝」 長谷川等伯の国宝障壁画を寺外で一挙公開

サントリー美術館 「京都・智積院の名宝」

 

 サントリー美術館(東京都港区)は、11月30日(水)から2023年1月22日(日)まで「京都・智積院の名宝」を開催する。

 同美術館によると、京都市東山区に建つ智積院(ちしゃくいん)は、弘法大師空海から始まる真言宗智山派の総本山。全国に末寺約3000を擁し「高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(こうぎょうだいしかくばん)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺(ねごろじ)山内で室町時代中期に創建された」という。

 智積院には、狩野永徳と並び称される桃山時代の巨匠・長谷川等伯(1539~1610)率いる一門によって、豊臣秀吉の子・鶴松の菩提寺祥雲寺に描かれた金碧障壁画(きんぺきしょうへきが)群が守られてきたといい、今回は総本山智積院の名宝を一堂に集め展示する。

 国宝「桜図」「楓図(かえでず)」などが名高い障壁画群が、寺外で初めてそろって公開される貴重な機会だとしている。

 開催概要は以下の通り。詳細は美術館ウェブサイト; https://www.suntory.co.jp/sma/

▼会期:2022年11月30日(水)~2023年1月22日(日)=会期中、展示替えあり
▼開館時間:午前10時~午後6時=金・土および1月8日(日)は午後8時まで開館
▼休館日:火曜日(1月17日は午後6時まで開館)、12月30日(金)~1月1日(日・祝)
▼入館料:当日券:一般1500円、大学・高校生1000円、中学生以下無料。
     前売り:一般1300円、大学・高校生800円。

 

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