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大阪・関西万博として初の国際会議を開催 参加国が会場視察し、機運高める

2025年日本国際博覧会協会  「International Planning Meeting(国際企画会議)」

 

 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(大阪市)はこのほど、2025年大阪・関西万博として初めての国際会議「International Planning Meeting(国際企画会議)」を開催した。

 会議は10月25、26日の2日間、大阪府立国際会議場(大阪市北区)、リーガロイヤルホテル大阪(同)、夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)を会場に開催。招請した国・地域や国際機関の国際博覧会責任者が参加した。

 1日目は、大阪・関西万博のテーマについて、国立民族学博物の吉田憲司館長、華道家元池坊次期家元・池坊専好氏らが説明。三つのサブテーマ(いのちを救う、いのちに力を与える、いのちをつなぐ)についても、説明と事例紹介を行った。2日目には夢洲会場を視察。自らパビリオンを建設する国に対しては、建設工事を円滑に進められるよう、国ごとに個別のミーティングを実施したという。

 博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長が「数百の参加国が集まり、人間の潜在能力を最大限に引き出すプロジェクトを実践するために集う。つながるための機運が高まり、共同の取り組みが強まっている」などとメッセージを寄せた。

 今後は、2023年4月以降に始まるパビリオン建設に向けた準備を加速するとともに、2023年秋には、公式参加国を対象とした「International Participants Meeting(国際参加国会議)」の開催を予定している。

 


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