日本に鉄道が開業して150年の節目となる2022年は、各地でさまざまなイベントが開かれている。富山市では富山駅開業123年となることから、街の発展や交通網の拡大に大きな役割を担ってきた富山駅の歴史をひもとく特別展「富山駅123年―街の玄関口から中心へ」を11月27日(日)まで開催している。
会場は、富山駅に近い富山城にある富山市郷土博物館(富山城址公園内)。開館は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)。観覧料は大人400円、高校生以下は無料。
富山市によると、富山駅は1899(明治32)年に開業。1908(明治41)年、現在地に移転した。近年は2015(平成27)年3月に念願の北陸新幹線が開業し、2020(令和2)年3月には路面電車の富山駅南北接続が完了するなど整備が進んでいる。
特別展の展示概要は以下の通り。
第1章 北陸線が開通した!-開業頃
第2章 牛島に富山駅がやってきた!-明治時代後期
第3章 鉄道・軌道が結ばれた!-大正~昭和戦前
第4章 終戦直後は混乱した-終戦直後
第5章 戦災から復興した!-昭和二十~三十年代
第6章 新幹線がやってくる!?-昭和四十年代~平成前半
第7章 新幹線がやってきた!-平成後半~現在
詳細は公式サイト;http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/kikakuhaku/list/r04/0403/0403.html