山形県南陽市で小学5年生が「1日市長」を体験 記者会見では「市長になったらやりたいこと」を披露

南陽市 「1日南陽市長体験」に参加した市内の小学5年生10人

 

 山形県南陽市は、夏休み中の子どもたちが市長の仕事を体験し、市政への理解を深めてもらう目的で「1日南陽市長体験」を行った。小学5年生を対象に2021年度から実施しており、今回は7月28日、市内の小学5年生10人が参加した。

 子どもたちは「1日南陽市長」の委嘱を受けた後、“1日市長秘書”役を務めた白岩孝夫市長から、市長の仕事や市長と議会の役割について説明を受けた。また南陽警察署の視察では、鑑識作業体験や警察犬を見学し、南陽消防署では火災防御訓練の観閲や水消火器使用訓練なども体験した。

 記者会見体験も行い、各1日市長が「自分が市長になったらやりたいこと」を発表。「赤湯温泉とブドウを使ってサーモンを養殖」「温泉の地熱を使って地熱発電所を作る」といった地元ならではの提案があった。

 8月9日には、中高生を対象とした中高生議会も実施。南陽市は「今後も子どもたちが市政に関心を持ち、将来の南陽市について考える機会を設けていきたい」としている。

 

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