一般社団法人科学技術と経済の会（JATES、東京都千代田区）は、日本経済の発展や社会変革などに貢献するイノベーションに取り組む事業者を表彰する「第11回 技術経営・イノベーション大賞」を募集している。9月6日まで。
同賞は、新たな価値創造を実現するイノベーションについて「事業化され投資や雇用を生み出した、生み出しつつある」優れた取り組みを表彰することを目的に、2021年度から毎年実施している。企業・団体の形態や規模や、自薦・他薦を問わず応募できる。
選考基準についてJATESは「技術経営およびイノベーションの内容だけでなく、その実践プロセスに特に注目している」と説明。社会、生活、産業、文化を大きく変えたり、変化へ迅速に対応したりした新たな価値を創造しているかなどを挙げている。
総務省、文部科学省、経済産業省などが後援しており、賞は内閣総理大臣賞（1件、賞金50万円）のほか、総務大臣賞、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞（各1件、賞金各20万円）などを設定している。第10回は、超低消費電力に関する技術を評価されたルネサスエレクトロニクスが内閣総理大臣賞を受賞した。応募方法など詳細は、JATES ホームページ；https://www.jates.or.jp
