自家用ケーブルの遠隔診断「PDLOOK」スタート 九州電力、AIが解析しケーブル異常の兆候を監視・報告

九州電力 「PDLOOK」サービスイメージ図

 

 九州電力は8月1日から、全国の特別高圧・高圧受電の事業者が保有する3キロボルト以上の特別高圧・高圧の自家用構内ケーブルを対象に、部分放電のオンライン遠隔診断サービス「PDLOOK(パドルック)」の提供を開始した。

 「PDLOOK」は、自家用構内ケーブルの経年劣化による停電事故の未然防止などを目的に、捉えた部分放電信号をAIが解析し、ケーブル異常の兆候をトレンド監視・報告するサービス。特別高圧ケーブルにも対応する汎用性の高い部分放電法にIoT・AI技術を組み合わせ、ケーブルの情報は常にLTE回線でPDLOOKクラウドに送信されるので、事業活動を止めずにオンライン遠隔劣化診断が可能だとしている。

 また、ケーブルの情報は月次報告書で最終診断結果が報告されるほか、ブラウザ上ではケーブルの劣化情報をいつでも閲覧可能という。

 ・PDLOOK紹介動画;https://www.youtube.com/watch?v=lK47rQhNKBY

 

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