山善（大阪市）は、倒れてもお湯が漏れにくい「電気式バリスタポット」を開発、9月3日から応援購入サイト「Makuake（マクアケ）」で先行販売する。
同商品は、ドリップコーヒー用の電気ケトルとして2018年に発売し、第3弾までのシリーズ累計販売台数は37万台を突破したという（24年7月末時点）。
第4弾となる今回は、取っ手側を重くすることで、倒れた場合、細口のノズルが上を向き、ノズルからお湯が漏れにくい設計にした。ふたの内部にシリコンパッキンを取り付けたことで、倒れた際に蒸気口をふさぎ、ふたからのお湯漏れも防ぐ。乳幼児などがいる家庭でもやけどのリスクを軽減する、としている。
また、シリーズ初の機能として、ドリップ時間や蒸らす時間の目安として活用できるよう、本体を持ち上げるとカウントが始まり、液晶画面に秒単位で表示される。
ノズルの角度と注ぎ口の形状も改良した。お湯を真下に落とすようにしたことで、狙った場所に注ぎやすくなったという。
マクアケでの販売価格は1万2100円で、色は「コーヒービーンブラック」「カプチーノベージュ」「ラテホワイト」の3種類がある。
