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福島県が相双地域で活動する女性の対談動画 震災で津波と原発被害、今の思い語る

西山里佳さんと横山和佳奈さん

 

 福島県は、東日本大震災からの復興に向けた前向きな姿を発信しているユーチューブ福島県公式チャンネル動画「福島の挑戦を、前へ。-福島の未来へつなぐ、メッセージ-」で、このほど新たに福島県相双(そうそう)地域で活動する女性2人の対談動画を公開した。

 相双地域は、福島県の太平洋沿岸部「浜通り」地方に位置し、相馬市、南相馬市などの相馬地域と、富岡町、双葉町、浪江町などの双葉地域がある。震災では、地震・津波被害と東京電力福島第1原発の事故の影響を最も受けた地域だという。

 対談は富岡町出身で現在は、南相馬市にあるデザイン事務所の代表を務めるグラフィックデザイナーの西山里佳さんと、浪江町出身で現在、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」でスタッフ・語り部として活動している横山和佳奈さん。

 動画は約7分30秒。震災当時は東京にいたという西山さんは「福島の話題がだんだん少なくなったのを感じた」といい、福島に移って仕事をしている今は「充実している」と話す。地元の小学6年の時に震災に遭った横山さんは「次に同じような災害が起きた時のために語り継いでいきたい」と思いを語っている。

 


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