福井県敦賀市が「柴田氏庭園」への来園呼びかけ 北陸新幹線開業を控えリニューアル

 

 福井県敦賀市は、国指定の名勝「柴田氏庭園」(敦賀市市野々町)が、8年間の修復工事を経てリニューアルオープンしたことから、庭園の概要を公表。「3月16日に北陸新幹線が開業するので、往事の絶景を見に来てほしい」と呼びかけている。

 柴田氏庭園は江戸時代、当地の豪農だった柴田権右衛門(しばた・ごんえもん)が、小浜藩主をもてなすために築いた。「敦賀富士」とも呼ばれる野坂山を借景とする池泉庭園や、武家調の屋敷構えの書院「甘棠館(かんとうかん)」から眺める景色は、四季折々の風情を感じさせてくれるという。

 建物の老朽化が進んだことから、敦賀市が2015年度から修復工事を実施。往時の姿を忠実に再現し、23年10月1日にリニューアルオープンした。

 公開は午前10時~午後5時。水曜日休館(祝日の場合その翌日)。入館料は一般200円、中学生以下100円など。詳細は敦賀市ホームページ。

 

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