「第14回 日台観光サミットin愛知」開催 相互交流人口700万人への回復目指す

台湾観光局東京事務所 「第14回 日台観光サミットin愛知」

 

 日本と台湾の観光行政や業界代表らは2023年9月8日、名古屋市で「第14回 日台観光サミット」を開催し、コロナで落ち込んだ相互交流人口を2025年までに2019年の水準である700万人に回復することなどを目標に掲げた「愛知宣言」を採択した。

 コロナ明けの今回は、「日台間の緊密な連携と持続可能な観光の実現」について議論した。

 具体的な施策として、環境保護を前提にした輸送力の早期回復と、人材不足解消のため双方の人材交流と育成システムの取り組みの共有。さらに、観光交流の持続可能な発展のため、量の重視だけでなく付加価値の高い旅行商品を造成し観光消費を高め、需要を分散させてオーバーツーリズム(許容量を超えた旅行客の増大で自然環境や生活に悪影響を及ぼすこと)を回避するなど、で一致。次回の日台観光サミットは「台湾・高雄市」で開催する。

 サミットには日本・台湾の観光行政に携わる関係者、業界代表ら278人が参加した。

 日台観光サミットは、訪台・訪日双方向の観光促進と相互交流の発展を目標に2008年から始まった。

 

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