福島の今と課題を学ぶツアー参加者募集 若者が訪問先を決定、環境省事業

環境省 「『福島、その先の環境へ。』ツアー2023」(昨年実施の様子)

 

 環境省は、2023年9月1~3日に福島県を訪ねて東日本大震災からの復興状況などを知る「『福島、その先の環境へ。』ツアー2023」の参加を希望する若者を募集している。

 ツアーは1泊2日3本と2泊3日3本の計6本のコースを用意。各コースの訪問先は6月に行われた「『福島、その先の環境へ。』次世代会議」に全国から集まった大学生や若手社会人が選定した。

 9月1~3日実施の「2泊3日」コースは、福島県内の中間貯蔵施設や東日本大震災・原子力災害伝承館、双葉町、大熊町、ならはみらい、ヨノモリデニム、飯舘村長泥地区環境再生事業エリアなどを訪問する。

 9月2~3日実施の「1泊2日」コースは、浅野撚糸フタバスーパーゼロミルや図図倉庫(MARBLiNG)、バイオマスレジン福島、楢葉町甘藷貯蔵施設、東京電力廃炉資料館、かわうちワイナリーなどを見学する。

 ツアーを企画した大学生は「福島の過去と未来を知り、福島の良いところをアピールしていきたい。報道でもあまり報じられていない福島のリアルな姿を感じてほしい」と参加を呼び掛けている。

 いずれのツアーも募集人数は25人程度。自宅最寄りのJR駅からの交通費を含め、参加費無料。申込期間は7月27日まで。応募者多数の場合は抽選。抽選結果は8月3~7日にメールで連絡する。各ツアーの詳細や参加申し込みは環境省の「福島、その先の環境へ。ツアー」ウェブサイト。

 

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