東北学院がブランドマーク制定 137年の伝統と歴史を継承

東北学院 制定した「ブランドマーク」

 

 今年5月15日に創立137年目を迎えた学校法人東北学院(仙台市)はこのほど、同学院の「ブランドマーク」を制定したと発表した。

 ブランドマークは知的、洗練の学院イメージの醸成を目指して作成。学院が掲げる「キリスト教に基づく人格教育」を象徴する十字架のシルエットを基礎にしたデザインの中央に学院の略称「TG」を配した。色はスクールカラー「スカイブルー」を使用。このマークを、学院の前身・仙台神学校創立年(1886年)を意味する「SINCE 1886」と学院のスクールモットー「LIFE LIGHT LOVE」の2つの文字群で囲んだ。

 ブランドマークの制作に際しては、学院関係者の教職員・学生・生徒・保護者ら対象の意向調査や教職員同士のワークショップなどで把握したさまざまな意見、考えをデザインコンセプトに反映させた、という。

 東北学院が運営する東北学院大(仙台市)は今年4月、既存キャンパスを集約した新キャンパス(五橋キャンパス、仙台市)を開学。また、運営する中学校・高校を2022年4月に男女共学にした。 東北学院は「今回制定したブランドマークは、これまで大切にしてきた精神と受け継いだ伝統を守りつつ、新たな時代を切り開くという本院のアイデンティティーを表すものとして、今後、全設置学校に共通して使用し、ブランドイメージの向上に向けて、さまざまなコミュニケーションの場で展開していく」としている。

 

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