ネオンサインや看板のデザイン・製作・施工を手掛けるアオイネオン(東京本社・東京都大田区)が、東京都大田区の穴守稲荷神社(井上直洋宮司)にネオンアートを奉納する。5月28日に同神社で開く「無窮(むきゅう)の鳥居ネオン」奉納奉告祭でネオンアートの設置、点灯式が行われる。
ネオンアートは神社の鳥居が無限に建つ姿を表現するデザイン。井上直洋宮司が、その“無限の姿”から「無窮の鳥居ネオン」と名付けた。多くの鳥居が奉納された昔のにぎわいを目指す「千本鳥居」復興プロジェクトのシンボル事業として一般公開する、という。
羽田空港に近い穴守稲荷神社は、民謡の一節にも「羽田ではやる お穴さま 朝参り 晩には 利益授かる」とうたわれた、東京近郊の稲荷信仰の中心地。お稲荷さんならではの鳥居を奉納する風習を広めた。かつて4万6797基あった「千本鳥居」の復興を目指している、という。