ファーモが「給水バルブ」の遠隔操作商品を発売 農家の水管理負担を大幅削減へ

farmo 田んぼに設置された「給水バルブ」

 

 農業専門の IT 企業 farmo(ファーモ、宇都宮市)は、水田の水管理を自動化する「給水バルブ」(6万6000 円)を5月1日に発売した。農家の水管理負担を大幅に削減できるという 。

 ファーモは田んぼの水位を確認できる「水位センサー」や水管理を自動化する「給水ゲート」などの商品を展開してきたが、農業現場からの要望を受け、今回パイプラインに対応した新商品「給水バルブ」を開発した。

 ファーモの給水バルブは設置工事不要。既設のバルブに取り付けるだけで、農家なら約10分で簡単に取り付け可能という。既設バルブにはさまざまな形状・種類があるが、新商品「給水バルブ」は、ほとんどの既存バルブに取り付け可能で、取り付け後はバルブの開閉、調整は、スマートフォンアプリを使って遠隔操作する。

 ファーモは「水稲農家の負担が大きい水管理を軽減する(新商品の)給水バルブで水稲農家をサポートしていきたい」としている。

 

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