「J-BACアルコール検知器協議会」の認定機器に 鈴与シンワートの「あさレポ」デバイス

アルコール検知器

 

 IT企業の鈴与シンワート(東京都港区)が展開するアルコール検知・検温のクラウドサービス用の小型携帯用デバイス(アルコール検知器)がこのほど、関係業界団体「J-BACアルコール検知器協議会」の認定機器になった。

 「あさレポ」と名付けたこのサービスは、バスやタクシーなどの運転手の酒気帯び・発熱時運転の予防を狙いに、運転前アルコール検知、検温を行う。携帯小型端末器とスマホアプリを使い、運転手の呼気中アルコール濃度と体温を測定。各運転手の検知・検温結果は専用クラウドサーバー上で一元管理し、異常値は管理者にメールで通知する。バス会社やタクシー会社などの運輸事業者は、運転前の運転手の状態を把握することが容易になり、運転手交代など迅速な対応が可能になるという。小型携帯用デバイスは7700円。サービス利用料は定額制と従量課金制を用意している。

 J-BACアルコール検知器協議会は、アルコール検知器の品質向上と普及を目的に、アルコール検知器の製造・販売企業が2015年発足させた非営利組織。鈴与シンワートは同協議会の正会員。

 

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