ヤマハ音楽振興会（東京都目黒区）は、音楽を学ぶ学生らに支援金を提供するヤマハ音楽支援制度の2023年度「音楽奨学支援」について、11月25日から募集を始めるなどエントリー方法を公表した。
ヤマハ音楽振興会は、音楽文化の向上を目的に1999年からヤマハ音楽支援制度を設け、将来音楽界で活躍できる学生に奨学金を提供する「音楽奨学支援」と、音楽の研究者を支援する「研究活動支援」を行っている（「研究活動支援」は現在休止）。
2023年度の「音楽奨学支援」は、5～8人の採用を予定。対象者には最長2年間、月額20万円（返済不要）が支給される。応募条件は、2023年4月1日現在で13歳以上25歳以下の音楽学習者。日本国籍で国内外の教育機関にて音楽を学ぶか、外国籍の場合は日本の教育機関で音楽を学ぶ人が対象。専攻楽器と音楽ジャンルは問わない。2022年度はピアノ2人のほか、バイオリン、ハープを学ぶ計4人が選ばれた。
ウェブでのエントリーは11月25日～12月8日、郵送は11月28日～12月8日。1次選考（書類、映像審査）、2次選考（映像、面接審査）を経て、来年3月下旬に採用が決まる。応募方法など詳細は；https://www.yamaha-mf.or.jp/shien/shogaku/outline.html
