老化のサインを唾液で検査できるキット シミックソリューションズが発売

シミックソリューションズ 「フレサイン」

 

 シミックソリューションズ(東京都港区)は、フレイルリスクを唾液で検査するキット「フレサイン」を発売した。

 フレイル(虚弱)とは、老化などで身体的機能や認知機能が低下することをいい、健康な状態と要介護状態の中間に位置する状態。適切な治療や予防を行うことにより生活機能の維持や改善が期待できるとされている。高齢者だけでなく、新型コロナウイルス禍で外出を控えて活動量が低下し、人との交流が少なくなった若い世代にも、フレイルのリスクがあると問題視されている。神奈川歯科大学歯学部の李昌一教授によると、フレイルの最初の兆候が現れるのが口の機能の低下という。

 検査キットは、抗酸化能を評価することで老化や生活機能の衰えの進行度を測定し、フレイルリスク(オーラルフレイル)を評価し、歯周対策必要度を提示する。自宅に検査キットが届くと、唾液を採取し、検査センターに送付すれば、2~4週間で結果が表示される。検査キットは、シミックのヘルスケアポータルサイト「HelCオンラインショップ」で購入できる。販売価格は5500円。

 ・HelCオンラインショップ:https://shop.health.ne.jp/

 

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