東北大（仙台市）は6月20日午後1時から、仙台市の同大片平さくらホールで「DEI推進宣言記念シンポジウム」を開く。会場またはオンラインから参加できる。
建学の理念に「門戸開放」を掲げる東北大は、1913年に日本で初めて女子学生の入学を許可するなど、留学生を含め多様な人材を受け入れてきた「ダイバーシティ推進」の歴史を有する。2022年4月5日には、さらに多様性・公正性・包摂性を推進することを目指し、「東北大学ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DEI）推進宣言」を発表。今回のシンポジウムは創立115周年・総合大学100周年記念事業の一環として〝DEIスピリット〟の醸成を目的に開くという。
基調講演は「多様性の海へ：対話が創造する未来」と題して藤井輝夫・東京大総長らが行う。そのほか、田中真美・東北大副理事が「東北大学におけるDEI推進」、北川尚美・東北大工学研究科長補佐・DEI推進担当教授が「工学研究科のDEI推進プロジェクト」、小川真理子・東京大男女共同参画室副室長が「令和3年度東北大学における性の多様性に関する調査について」について話し、東北大のDEI推進の取り組みを報告する。また「学生から見たDEI」の発表もある。
参加無料。会場参加は定員60人。申し込み・詳細は；http://tumug.tohoku.ac.jp/blog/2022/05/19/22421/
