JA共済連「『防災旧聞』刊行発表イベント」が、29日に東京都内で行われた。『防災旧聞』は、国立国会図書館に収められた約150年分の新聞記事を基に、47都道府県それぞれの災害の記録を紙面として編集したコンテンツ。
イベントの冒頭、JA共済連 事務企画部の後藤孝部長は、28日に熊本県で最大震度7の地震が発生したことを受け、「被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地域の皆さまの安全と1日も早い復興復旧をお祈りいたします」とあいさつした。
続いて、タレントの松村沙友理さん、ゆうちゃみさん、合同会社ソナエルワークス代表/備え・防災アドバイザーの高荷智也氏が登壇。『防災旧聞』とスマートフォンを使って、クイズ形式で最新の防災知識を学べる、JA共済アプリの新コンテンツ『デジタル防災訓練[防災常識アップデート]』を見ながら、「防災意識」についてのトークを展開した。
高荷氏は『防災旧聞』について、「過去の記事にさかのぼると、自分の地域にどういう災害が起こっていたのかが分かる。防災の話をする時には、今起こっている災害をきっかけにすることも重要だが、一方で、過去のこうした情報をさかのぼることも大切。これだけ多くのデータの蓄積は貴重なもの。災害について考えるきっかけとしては、とても有益なものだと思う。その土地の歴史を知ることで見えてくることもある」と語った。

次に、「防災常識アップデート」を確認しながら、食料品の備蓄や学校での常識についてのトークが行われ、高荷氏は食料品の備蓄について「最低3日分、できれば1週間がベスト」と解説した。ゆうちゃみさんは「私は、家に7日分備蓄している。半年に1回は確認して賞味期限が切れそうなものは食べるようにしている」と明かした。
高荷氏が「防災に関する常識も日々アップデートされてきている」とその重要性を説くと、松村さんは「災害について、私が小学生の頃に教えてもらったことから変わってきていることもたくさんあるので、こうしてゲーム感覚で周りの小さいお子さんと一緒に遊ぶような感じで知識を蓄えられるのはすごくいいなと思いました」と語った。

イベントでは、夏の帰省シーズンに合わせ、家族や大切な人と防災について話し合い、日頃の災害への備えについて考える機会として、7月31日(金)~8月9日(日)に渋谷駅構内のイベントスペース、8月11日(火)~16日(日)に羽田空港第1ターミナルで、一般向けに「防災旧聞」の配布イベントを開催することも発表された。
「防災旧聞」や「防災常識アップデート」の詳細は、JA共済の特設サイトで公開中。
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