先日、こんな話を聞きました。今は、季節の旬野菜がどんなものか分からない。そして買い物は、食べたい物を作るので、いわゆる「季節外れの野菜」を買うことに、抵抗がない(!)のだそうです。
私などは昭和の人なので、夏の大根は固いので使わない。冬に夏野菜のなす料理は作らない。季節とおいしい旬の料理がリンクしています。
今スーパーに行くと、なんでも並んでいるので「この野菜は冬野菜?」なんて考える人は、確かにいませんよね。
料理の仕事をしていると、8月に12月号の撮影をします。ですので、鍋料理もおせち料理も作りますし、固い大根でぶり大根も作ります。生産者さんのご努力や、流通が良くなったおかげで、私たちは不便がない暮らしができるのですね。
ただ季節感がないのは、実に人生を損している気になりますので、今月は夏にまだ食べていなかった、名残のご飯、残暑の体を癒やしてくれる「冷や汁」と、気の利いた副菜の「牛肉と甘長唐辛子の山椒煮」です。甘長唐辛子は辛くない唐辛子で、夏においしい野菜です。もしなければ、ピーマンやししとうでも。

![b.[ビードット]](https://d26qpuj9rvgv8w.cloudfront.net/wp-content/uploads/2018/04/Logo-5.png)
