金属部品加工のテルミック(愛知県刈谷市)は、業務効率化やペーパーレス化のために業務に導入した同社開発の独自アプリ「TN-G」に、“NGワード”を自動判定する新機能を追加したと発表した。新機能の追加で、海外の協力工場へ加工品の図面を提供する際、外為法に抵触する図面であるかないかを事前に判定できるようになるという。
この業務アプリは、加工品の図面・工程表を管理ナンバー、管理QRコードとひも付けて一元管理。顧客の要請に応じて迅速に図面を引き出し対応できるなど業務効率化に役立っているという。今回さらなる業務効率化を目的に、事前にNGワードを登録すれば、海外協力工場に提供する図面の外為法抵触の有無を事前にチェックできる新機能を追加した。これまでは担当者が目視でチェックしていたという。