補聴器の効果を客観的に測定する装置 リオン、医療機関向けに発売

 

 リオン(東京都国分寺市)は、医療機関などを対象に補聴器診療をサポートする補聴効果測定装置「HF-06」を発売した。補聴器によって、どの程度聞こえ方が改善しているかを客観的に測定できる、としている。

 日本聴覚医学会の「補聴器適合検査の指針(2010)」の検査用音源を搭載し、データの印刷などもできる。

 リオンによると、日本は欧米諸国に比べ、補聴器の普及率が低く、補聴器を使用している人の満足度も低い傾向があるという。同装置は、こうした現状を改善しようと、医療機関での効果的、効率的な補聴器診療の促進に寄与し、耳鼻咽喉科の医師や補聴器調整の専門家をサポートするという。

 

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